【12月10日 AFP】クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とリオネル・メッシ(Lionel Messi)のどちらも、若手が多いRBライプツィヒ(RB Leipzig)にとって十分なフレッシュさがないと、スポーツディレクター(SD)を務めるラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)氏は言う。

 2009年に創設され、エナジードリンク大手レッドブル(Red Bull)の後援を受けながら、7年間で四つのカテゴリーを駆け上がってきたライプツィヒは、現在ドイツ・ブンデスリーガ1部で首位に立つ快進撃を見せている。

 印象的なのは、チームにはスーパースターがおらず、平均年齢も23歳以下ながらそれを成し遂げたことだ。しかも2-1で勝利したシャルケ04(Schalke04)戦の先発11人のうち、8人が昨季2部で戦っていた選手だった。

 ラングニック氏は、クラブが4部に所属していた2012年にSDに就任すると、30歳を超える選手にはクラブから退団してもらい、代わりにプロクラブと契約するのはこれが1回目か2回目という、若手を迎え入れてきた。現在チームの主将を務めるドミニク・カイザー(Dominik Kaiser)もその一人だ。

 だからだろうか、現在31歳のロナウドと29歳のメッシのどちらが欲しいかと問われても、ラングニックSDはかぶりを振り、にっこりと笑って「二人がここに来るだなんて、考えるだけ無駄な話だ。どちらも年が行き過ぎているし、高すぎる」と話すだけだった。

 クラブが最近獲得した3人の選手が、ラングニックSDの方針を雄弁に語っている。ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)から獲得したオリバー・バーク(Oliver Burke)は19歳、姉妹クラブのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)から加入したナビ・ケイタ(Naby Keita)とベルナルド(Bernardo Fernandes da Silva Junior)はどちらも21歳だ。

 ラングニックSDは、「われわれはリーグで一番若いチームだ。同時に一番経験が少ないチームでもある」と話している。

 旧東ドイツ域内で現在唯一の1部クラブという状況のなかで健闘するライプツィヒだが、ラングニックSDにとっても、ここまでの戦いぶりは予想外だったという。

「革命かどうかはわからないが、3年半前に4部にいたチームが、今では1部の13試合で33ポイントを稼いでいる。これは普通じゃない。誰も予想していなかったことだよ」