PSG最終戦でイブラ大活躍、仏杯制覇で国内3冠達成
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【5月22日 AFP】サッカーフランス杯(French Cup 2015-16)決勝は21日、スタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)が4-2でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を下し、通算10回目の優勝を飾った。
PSGでの最後の試合に臨んだズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は、ライバルのマルセイユから2得点を奪うと、さらに1アシストも記録した。
PSGはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)のクロスにブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)が合わせ、試合開始2分を待たずに先制したが、前半12分にマルセイユは、ニューカッスル(Newcastle United)から期限付き移籍中のフロリアン・タウヴィン(Florian Thauvin)が同点弾を決めた。
それでもPSGは後半開始早々にイブラヒモビッチがPKを決めてリードを奪うと、さらに同12分にイブラヒモビッチのお膳立てからエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がチーム3点目を奪取。34歳のイブラヒモビッチはさらに試合終了8分前、この日の2点目、PSGでは最後となる通算156点目を見事なゴールで記録した。
その後マルセイユの反撃をミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)の1点に抑えたローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督率いるPSGは、昨シーズンに続き国内3冠を達成した。
イブラヒモビッチは「最高のチームでの最終戦を勝てて大満足だ。この4年間頑張ってきた。ここにやってきたときの状況から今の状態を考えてみると、信じられないような冒険だった」と語った。
「ミッション完了だ。フランス語は習いもしなかったが、すべてを勝ち取った。来た、見た、勝った」
(c)AFP