【3月19日 AFP】冬季五輪のショートトラックで通算6個の金メダルを獲得しているロシアのビクトル・アン(Viktor Ahn)が、2018年に韓国・平昌(Pyeongchang)で行われる冬季五輪を最後に、引退する可能性を示唆した。18日、ロシアスケート連盟(RSU)が発表した。

 現在、韓国・ソウル(Seoul)にいるアンが、「2018年の五輪に向けた準備に気持ちを傾けている」と語ったと、同連盟の広報部長はAFPに伝えた。

「10月に新シーズンが始まる。ロシアで準備を進めていくつもりだ。平昌で最高のパフォーマンスをすることができて、最上級の結果を得られたら、引退するかもしれない」

 現在30歳のアンは、2006年のトリノ冬季五輪では韓国代表として三つの金メダルを手にし、さらに2014年のソチ冬季五輪ではロシア代表としてさらに三つの金メダルを獲得している。(c)AFP