ジョコビッチ、マレーとのパリ・マスターズ決勝へ
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【11月8日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2015)は7日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、3-6、6-0で第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を退け、長年のライバルであるアンディ・マレー(Andy Murray、英国)との決勝へ駒を進めた。
世界ランキング1位のジョコビッチが、同じパリ(Paris)で行われた全仏オープン(French Open 2015)決勝で敗れたワウリンカへの雪辱を果たし、今年の8月23日から続く連勝を21試合に伸ばした。
今季は全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)と3つの四大大会(グランドスラム)を制しているジョコビッチだが、全仏だけはワウリンカに阻まれて優勝を逃していた。
このためジョコビッチは、キャリア・グランドスラムを逃しただけではなく、結果的には、男子シングルスでは史上3人目となる年間グランドスラムの快挙達成も逃した形となっていた。
この試合では、最初のブレークを奪ったジョコビッチがそのまま第1セットをものにすると、第2セットも序盤でブレークを奪って2-0とリード。この時点では、ジョコビッチがこのまま難なく勝利を収めるかに見えた。
一方、前日の準々決勝ではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との深夜にまで及んだ激闘を制し、午前3時45分にようやくベッドに入ることができたワウリンカは、なすすべなく敗れ去るかに思われた。
しかしワウリンカは、そこから最後の力を振り絞って一気に5ゲームを奪い、セットカウントを1-1のタイに戻すと、ジョコビッチが全米オープン決勝のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)戦の第3セットから続けていた、連続29セット獲得という驚きの記録にも終止符を打った。
それでもジョコビッチは、続く第3セットの最初のサービスゲームをラブゲームでキープして流れを引き戻すと、その後は疲労の色が濃いワウリンカを寄せ付けず、力強く3年連続のパリ・マスターズ決勝進出を決めた。
年間9大会が開催されるATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)は、このパリ・マスターズが最終戦となっており、ここまでの8大会では、ジョコビッチが5勝、マレーが2勝を挙げている。(c)AFP/Allan KELLY