【11月1日 AFP】15-16イタリア・セリエAは31日、第11節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は2-1でトリノ(Torino FC)とのダービーを制した。

 ここまで苦戦が続く王者ユベントスだが、この日はフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)が後半ロスタイムに劇的な決勝点を挙げ、緊迫感あふれる「デルビー・デッラ・モーレ」に勝利した。

 前半19分にポール・ポグバ(Paul Pogba)のゴールで先制したユベントスは、後半の早い時間帯にチェーザレ・ボボ(Cesare Bovo)の得点で追いつかれ、そのままトリノと勝ち点1を分け合うかにみえたが、途中出場のクアドラドが決勝ゴールを挙げた。

 前節終了時点でリーグ12位に低迷し、このところの冴えない結果を受けて、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督に大きな重圧がかかっていたユベントスだが、この勝利で順位を暫定10位に上げた。

 上位では、ASローマ(AS Roma)との直接対決を制したインテル(Inter Milan)が暫定首位に浮上し、ユベントスとの勝ち点差は9となっている。

 アレグリ監督は、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「われわれは10節で12ポイントしか獲得できていなかったし、チームの緊張感が高まるのは至って普通のことだった」と話した。

「選手はそこからよく奮起してくれた。もちろん、改善点はまだ数多くあるが、これで少し前へ進めた」

 一方、5月に行われた前回のダービーに勝利しているトリノは、ユベントスよりも上の順位でダービーに臨むのは1993年以来ということもあって、意気揚々と敵地に乗り込んだ。

 しかし、チームにはダニーロ・アヴェラル(Danilo Avelar)、アレクサンデル・ファルネルド(Alexander Farnerud)、アレッサンドロ・ガッジ(Alessandro Gazzi)、ポントゥス・ヤンソン(Pontus Jansson)、ジョエル・オビ(Joel Obi)、ニコラ・マクシモビッチ(Nikola Maksimovic)、ホセフ・マルティネス(Josef Martinez)と負傷離脱者が続出しており、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ(Giampiero Ventura)監督の台所事情は苦しかった。

 一方のアッレグリ監督は、クアドラドをベンチスタートとし、エルナネス(Hernanes)を先発させる大胆な起用を見せたが、クアドラドはサミ・ケディラ(Sami Khedira)の負傷により、結局は前半の早い段階で投入されることになった。(c)AFP/Adam DIGBY