【10月12日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は11日、プールBの試合が行われ、日本は28-18で米国を破り、今大会3勝目を挙げた。

 しかし、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、W杯史上初めてプールステージで3勝を挙げながらも準々決勝に進出できなかったチームとなり、世界に衝撃を与えた大会から姿を消すことになった。

 それでも、米国戦で収めた勝利は、今大会を最後に退任するエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)を送り出すためにふさわしいものになった。

 世界最高峰リーグのスーパーラグビー(Super Rugby)に参戦する南アフリカのストーマーズ(DHL Stormers)で指揮を執ることになっているジョーンズHCは、日本が3勝できれば、今大会で最も注目を集めたチームとして認められるだろうと語っていた。

 今大会の日本は、プール初戦で南アフリカを34-32で破り、大会史上最大の番狂わせを演じていた。続く2戦目でスコットランドに10-45で敗れたものの、3戦目ではサモアに26-5で勝利した。

 日本はこの試合で松島幸太朗(Kotaro Matsushima)、藤田慶和(Yoshikazu Fujita)、アマナキ・レレイ・マフィ(Amanaki Lelei Mafi)がトライを記録した。

 そして安定したキックで定評の五郎丸歩(Ayumu Goromaru)は、テストマッチ通算700得点を突破した。(c)AFP