【9月21日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は20日、各地でワールドグループ・プレーオフが行われ、スイスのロジャー・フェデラー(Roger Federer)は6-3、6-2、6-4でオランダのティーモ・デバッカー(Thiemo De Bakker)を下し、母国の勝利に貢献したものの、今後の試合に出場するかどうかは明言しなかった。

 四大大会(グランドスラム)通算17勝のフェデラーは、ジュネーブ(Geneva)で行われたプレーオフで、スイスのワールドグループ残留を決定づける勝利を収めた。

 34歳のベテランは、昨年大会(Davis Cup 2014)でスイスをデビスカップ初優勝に導いたが、16年にわたり出場してきた大会で、今後どれだけプレーするかは分からないとコメントした。

 フェデラーはデビスカップのウェブサイト上で、「2度目の優勝というのは考えたことがない。いつも1度は優勝したいと思ってきた」と明かした。

「今回の試合は単独で考えている。来年は五輪が行われる。夏の戦いは長引くだろうし、重要なものばかりだ。すべては優先順位の問題。もちろん、すべての大会には出場できないし、デビスカップに出るとしたら、他のものを諦めなければならない」

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