【9月6日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は5日、第14ステージ(ビトリアからアルト・カンポオ. フエンテ・デル・チボ、215キロメートル)が行われ、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のアレッサンドロ・デマルキ(Alessandro De Marchi、イタリア)が優勝を飾った。総合首位の赤いジャージー(マイヨ・ロホ)は、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)が保持している。

 5人の逃げ集団に属していたデマルキは、一度もメーン集団に脅かされることなく、山頂ゴールで強さを見せつけ、チームスカイ(Team Sky)のサルヴァトーレ・プッチオ(Salvatore Puccio、イタリア)と、モビスター・チーム(Movistar Team)のホセ・ホアキン・ロハス(Jose Joaquin Rojas、スペイン)を抑えた。

 マイヨ・ロホのアールはステージ9位に入り、総合タイムでは、カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)に26秒差、チーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)に49秒差をつけている。

 前回大会(69th Vuelta a Espana)でもステージ優勝を飾っているデマルキは、霧の立ちこめる超級山岳の頂上で最初にフィニッシュした。

 デマルキは、スポーツ専門放送局ユーロスポーツ(Eurosport)に対し「今日は本当に難しかった。まずは逃げ集団に入ること、そしてステージで勝つことだ。すべて気持ちよかった」と話している。

「強さを発揮できるポジションを待たなければならなかった。だから他の選手にアタックを許したんだ。最終的に我慢が報われて勝利できた」

 総合争いをしている選手たちは、メーン集団でじっくりとレースに臨んでいたが、頃合いを見てアールが飛びだした。9日に行われる38.7キロのタイムトライアルは、デュムランのような選手に適していることが予想されるため、アールは少しでも差を広げておきたかったようだ。

 しかし単独での逃げ切りは許されず、モビスター・チームのナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)につかまると、そのままキンタナが6位でゴールし、総合タイム差を3分に縮めた。

 6日の第15ステージは、コミージャス(Comillas)からソトレス(Sostres)までの175.8キロで、再び山頂ゴールが設定されている。(c)AFP