ブエルタ第8Sで重傷のバックマン、今後7日間も昏睡状態を維持
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【9月1日 AFP】AFP】自転車ロードレースのロット・ソウダル(Lotto Soudal)は31日、第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)の第8ステージで重傷を負ったクリス・ベックマン(Kris Boeckmans、ベルギー)について、さらに一週間、昏睡状態に置かれることを明らかにした。
28歳のベックマンは、29日の第8ステージで大規模な落車に遭い、脳振とうと肺出血、さらに顔面に重度の外傷を負った。
事故当日の夜に手術を受けて以降、昏睡状態に置かれているベックマンについて、医師団はもっと早期に覚醒させたいとしていた。
しかしながら、容体が深刻で処置が困難になっており、これからの7日間も昏睡状態を維持することになった。
ロッド・ソウダルは公式ウェブサイトで声明を発表し、「鎮静剤を減らすことによって、医師は昏睡状態から覚醒させようとしていました」とコメントしている。
「(気胸、肺裂傷、肺出血、肺組織の膨張など)肺の負傷があまりにも深刻で、クリスは自力で十分に呼吸することが困難になっています」
「そのため、再び昏睡状態に置かれることになりました。この処置は今後7日間、続けられることになります」
(c)AFP