牙を失ったコロンビアの「虎」―コパでも悩めるファルカオ
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■ファルカオを重用する指揮官に苛立つマルティネス
ペケルマン監督は、調子は上下するものだが、選手の格は不変だという信念を持っており、ファルカオに対する厚い信頼は今のところ揺らいでいない。
「たしかに絶好調ではない選手も何人かいる。それを隠そうとするつもりはない」と認めたペケルマン監督は、「しかし、彼らの特徴や実力はわかっている」と語った。
そしてペケルマン監督は、代表通算60試合で25得点を記録しているファルカオについて言及し、「納得できない人もいるだろう。それは理解している。しかし私の考えとして、大切なのは才能ある選手を支えることだ」とコメントした。
「明確なアイデンティティーを持ったチームを作りたいのであれば、外部からのプレッシャーに屈し、日替わりでメンバーを代えるようなことがあってはならない」
しかし、状態の上がらないファルカオを重用することに、マルティネスは苛立ちをつのらせている。
マルティネスはポルトで充実した時間を過ごし、在籍した3シーズンでリーグ戦通算67得点、国内カップ戦13得点、欧州カップ戦14得点の成績を残している。
近日中にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)移籍が発表されるとみられているマルティネスは、「もし自分で決められるなら、ピッチに立つべきなのは僕だ」と主張している。
それでもペケルマン監督は、フラストレーションをためるマルティネスに向けてメッセージを送るかのように、「大切なのはチャンスが来るのを待つこと、そして訪れたチャンスをつかむ準備をしておくことだ」と発言し、辛抱強さを求めている。(c)AFP/Cesar Lopez