【6月25日 AFP】16日に交通事故を起こし、飲酒運転で逮捕されたサッカーチリ代表のアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)に対して、公務執行妨害の疑いもかかっていることがわかった。24日、司法筋がAFPに明かしている。

 その情報によると、現在チリで開催されているコパ・アメリカ(2015 Copa America)に出場中のビダルは、自身を逮捕しようとした警察官のオズヴァルド・ペソア(Osvaldo Pezoa)氏を脅迫した疑いで、7月8日に裁判所に召喚される。

 ビダルは16日夜、カジノから帰る途中のサンティアゴ(Santiago)郊外で、真っ赤なフェラーリが激しく損壊するほどの交通事故を起こした。事故では、同乗していた夫人が軽傷を負った。

 今回の容疑については、ビダルが事故後、警官に対して「俺に手錠をかけてみろ、あんたらはチリ中を敵に回すことになるぞ」と暴言を浴びせ、逮捕に抵抗する様子が動画で撮影されていた。動画はその後、サンティアゴのラジオ局「ビオ・ビオ(Bio Bio)」がインターネットで公開している。

 逮捕されたビダルは、一晩を拘置所で過ごし、120日間の捜査期間中は免許を取り上げられ、さらには伊ミラノ(Milan)のチリ領事館に毎月出頭することを条件に、身柄の拘束を解かれている。

 飲酒運転で有罪となれば、ビダルには最大2年間の運転免許取り消しが言い渡される可能性がある。一方で、警察官に対する脅迫で有罪が確定すれば、執行猶予付きの61日間の禁錮刑が科される可能性がある。

 事故の翌日に行われた会見で、ビダルは涙ながらに過ちを謝罪し、チームに残ることを許可された。(c)AFP