【5月31日 AFP】サッカーフランス杯(French Cup 2014-15)は30日、パリ(Paris)のスタッド・ド・フランス(Stade de France)で決勝が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-0でオセール(AJ Auxerre)を下し、史上初となる国内3冠を達成した。

 エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が後半19分に決めたヘディングシュートが決勝点となり、勝利を収めたPSGは、リーグ1、リーグカップ(French League Cup 2014-15)に続き、獲得可能な国内の3タイトルすべてを手に入れた。

 2011年に豊富な資金力を誇るカタールの企業がオーナーになって以降、国内のトロフィーでクラブの陳列棚に足りていなかったのは、このリーグ杯だけだった。

 明らかな下馬評有利でキックオフを迎えたPSGは、後半にカヴァーニが決めた1得点のみにとどまったものの、その1点を守り切り、フランスでは前人未到となる3冠、さらにクラブ通算9度目のリーグ杯制覇を成し遂げた。

 PSGのブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)は、「ものすごい、最高のシーズンを過ごせた。僕らは唯一無二の偉業を成し遂げたんだ。僕らがPSGでプレーしているのは、こういう瞬間を味わうためなんだ」とコメントした。

「たしかに、チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)には未練があるけれど、僕らが敗れた相手は鬼(FCバルセロナ〈FC Barcelona〉)なんだ」

「それから、オセールをきちんとたたえることも忘れてはならない。彼らはいい試合をして、僕らもかなり苦しんだ」

「長いシーズンだったけれど、終わってみれば特別なことを成し遂げられた。チームには驚くような選手がそろっているし、今季の結果にはすごく満足している。今はそれを祝うときだ」

 2010年以来のフランス杯戴冠を果たし、記憶に残る形でシーズンを締めくくったPSGだが、世界有数の裕福なクラブにとって、決勝は予想していたほど簡単な試合にはならなかった。

 リーグ2で3シーズンを過ごし、今季は9位に終わったオセールは、カウンターとロングボールを多用してベストメンバーのPSGを苦しめたものの、後半15分すぎに均衡を破られ、力尽きた。(c)AFP/Nicholas MC ANALLY