【12月8日 AFP】中東イエメンの内務省は8日、同国沖でエチオピア人難民が乗った小型船が沈没し、70人が死亡したと発表した。

 同省のウェブサイトに掲載された声明よると、沈没した海域はアデン湾から紅海に入るバブ・エル・マンデブ海峡(Strait of Bab el-Mandeb)の港町モカ(Al-Makha)沖で、悪天候のため船が転覆した。乗っていたのは全てエチオピア人で、助かった人はいなかったという。

 イエメンには毎年、政情不安定な「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸東端の半島から、サウジアラビアなど湾岸諸国を目指す数千人もの難民たちが殺到している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば今年5月にも、エチオピア人とソマリア人を乗せた密航船がイエメン沖で沈没し、60人が死亡している。(c)AFP