【10月20日 AFP】テニス、クレムリン・カップ(Kremlin Cup 2014)は19日、ロシアのモスクワ(Moscow)で男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は6-4、6-4で第5シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を退け、優勝した。

 全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)を制し、キャリア最高の世界ランク8位に浮上した26歳のチリッチは、10本のサービスエースでバウティスタ・アグトを圧倒した。第1セットの中盤でブレークを奪ったチリッチは、50分足らずでこれを先取すると、第2セットでは序盤にブレークして試合を優位に進めた。

 チリッチは、1996年のゴラン・イワニセビッチ(Goran Ivanisevic)氏以来、初めてこの大会を制したクロアチア人男子選手になった。

 世界ランク16位のバウティスタ・アグトは、キャリア通算4度目の決勝進出を果たし、ブレークバックするためにあらゆる手を模索したものの、チリッチがこれをしのぎ、ツアー13個目のタイトルを獲得した。

 チリッチは、表彰式で連覇を狙うことを宣言した。

「キャリアで最も大事なタイトルの一つになった、四大大会(グランドスラム)で優勝した後は、エネルギーと気持ちが吸い取られている。だから、それを取り戻すことが大切だったんだ」

「ここでの優勝は、僕のキャリアにとっての大きな支えになると思うし、さらなる進歩に向けて重要なものになった」

「今日は、まだ最強のサーブをお見舞いすることができなかった。ベースラインからのプレーを多くして、長く消耗するラリーが何度もあった。想像していたとおり、本当にタフな試合だった」

(c)AFP