【10月2日 AFP】内戦が続くシリアのホムス(Homs)で1日、学校を狙った2件の爆弾攻撃があり、12歳未満の子ども41人を含む48人が死亡した。英国の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が発表した。

 同監視団によると、事件は単独犯によるもので、犯人は1か所に爆発物を設置した後、別の場所に移動して自爆した。犯行声明は今のところ出ていない。

 政府の支配下にあるホムスは、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領が所属するイスラム教シーア(Shiite)派の分派アラウィ(Alawite)派系の住民が多く暮らしており、反体制派やイスラム過激派の攻撃を頻繁に受けている。(c)AFP