【6月13日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)が12日、開幕し、グループAのブラジルは3-1でクロアチアを下して初戦を白星で飾った。

 ブラジルは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がやや幸運な形で得たPKを含む2得点を決め、チームを勝利へ導いた。

 試合は前半11分、マルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)のオウンゴールでクロアチアが先制した。

 しかしブラジルは、FCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマールの得点で前半29分に追いつくと、後半にデヤン・ロブレン(Dejan Lovren)を背負ってボールを受けたフレッジ(Fred)が倒され、PKを獲得。クロアチアの選手は西村雄一(Yuichi Nishimura)主審に激しく抗議したが、これをネイマールが決めてブラジルが逆転に成功した。

 さらにブラジルは、終了間際にオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)が見事な個人技から追加点を挙げ、グループA突破へ向けて重要な勝利をつかんだ。