イタリア代表の合宿地で人種差別、標的はバロテッリか
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■ナポリ出身のインモービレ「許せるものではない」
イタリアサッカー連盟(Italian Football Federation、FIGC)のジャンカルロ・アベーテ(Giancarlo Abete)会長も、「受け入れられない」ことだと語っている。
アベーテ会長は、「そこにいるべきではない誰かが起こした単発の事件ではあるが、受け入れられるものではない」と語った。
イタリア代表候補の1人で、23人の生き残りを目指しているインモービレは、今回の一件はイタリアに蔓延している人種差別という病を象徴するものだと語った。
ナポリ出身のインモービレは、トリノ(Torino FC)で今季22得点を記録し、セリエAの得点王に輝いた。そしてヴェスヴィオ山(Mount Vesuvius)近くのこの街を本拠地とするナポリ(SSC Napoli)のファンは、他チームから常に差別の対象となっている。
インモービレは、こうした事件を目の当たりにし、イタリア人であることを恥ずかしく思ったことはないかと問われると、「いや、ああいう言葉を聞いても、イタリア人であることを恥ずかしく思うことはない」と答えた。
「だけど驚きはする。2014年にもなって、人種差別的な言葉を耳にするなんてね。東洋人だろうと黒人だろうと、白人だろうと、とにかく許せるものではないよ」
「ナポリ出身だけど、『ヴェスヴィオの溶岩で奴らを洗い流せ』っていうチャントが浴びせられるのを聞いたことがある。あまり気持ちのいいものじゃない」
「マリオは暴言を受け流して、練習に取り組んでいた。だけど僕たち選手はもっと努力して、こういうことがなくなるようにしなくてはならない」
(c)AFP