【5月15日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)が14日、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)戦に先発登板し、MLB初完封を飾るとともに今季6勝目を飾った。

 直近のヤンキース戦2試合で21得点を奪っていたメッツ打線を4安打に抑え、8三振を奪った田中は、打っては9回に初安打も記録した。

 ヤンキース打線は、4回にヤンガービス・ソラーテ(Yangervis Solarte)、6回にマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)がソロ本塁打を放つなど、田中を援護した。

 田中は、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス(Tohoku Rakuten Golden Eagles)に在籍していた2012年8月から続く先発登板試合無敗記録を42試合に伸ばし、34連勝を飾っている。

 ヤンキースの投手がメッツ打線を完封したのは、2002年のアンディ・ペティット(Andy Pettitte)氏が本拠地ヤンキー・スタジアム(Yankee Stadium)で達成して以来の史上2人目で、さらに同球団の新人投手の完封は、1998年のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)戦のオーランド・ヘルナンデス(Orlando Hernandez)氏以来となっている。(c)AFP