【4月28日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)は27日、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)戦に先発登板し、11奪三振を記録したが勝敗はつかなかった。試合はヤンキースが3-2で競り勝った。

 25歳の田中は、6回3分の1を投げて5安打4四死球を許し、ソロ本塁打による1点を含む2点を失った。

 田中の今季MLBでの戦績は3勝0敗のまま変わっていないが、昨シーズンはプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス(Tohoku Rakuten Golden Eagles)で24勝無敗の記録を残し、さらに2012年も最後を4連勝で締めているため、2012年8月19日以降の31勝無敗の記録は途切れていない。

 田中が今季ここまで奪った46個の三振は、ヤンキースの先発陣としては最多の記録となっている。

 ヤンキースは7回に同点とすると、続く8回裏、ジャコビー・エルスバリー(Jacoby Ellsbury)が四球で出塁すると、続くカルロス・ベルトラン(Carlos Beltran)の四球で二塁に進み、パスボールで三塁まで進塁。最後は暴投の間に決勝の本塁を踏んだ。

 ヤンキースは7回に田中からマウンドを引き継いだアダム・ウォーレン(Adam Warren)が勝利投手となり、9回を締めたデビッド・ロバートソン(David Robertson)にセーブがついている。(c)AFP