【5月14日 AFP】米俳優アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)容疑者(56)が、ニューヨーク(New York)で一方通行の道を自転車で逆走し、警察の取り締まりを受けたことに対する怒りを13日、マイクロブログのツイッター(Twitter)でぶちまけた。

 ニューヨーク・マンハッタン(Manhattan)地区のグリニッチビレッジ(Greenwich Village)に住むボールドウィン容疑者は、フラットアイアン(Flatiron)エリアで起きた警官との口論について怒りの感情をあらわにした。

 ニューヨーク市警によると、同容疑者は拘束され、まもなく釈放されたが、一方通行の逆走による通行禁止違反と治安紊乱(びんらん)行為の容疑で2通の出廷命令書を受け取った。

 感情的な態度を示すことの多いボールドウィン容疑者は、この件について、ツイッターに怒りの「つぶやき」を連投。「巡査は、5番街を逆走していたといって私を拘束し、手錠をかけた」「一方で、うちの前にたむろしているカメラマンたちは『またも』私の娘を脅かし、もう少しで娘はカメラで殴られるところだったのに、警察は野放しだ」「ニューヨーク市は(交通反則金による)財源獲得にばかり熱心で、昔なら無害だと思われていたことを犯罪視しようと躍起になっている、愚かで、間違いだらけのカーニバルだ」などと書いた。

 警察当局によると、ボールドウィン容疑者は7月24日に裁判所に出廷するよう命じられているという。(c)AFP