【5月10日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)が9日、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)戦に先発登板し、6回1/3を7安打2失点7奪三振に抑え、メジャー無敗を守った。

 ヤンキースは5-3でブルワーズを下して3連勝を飾り、田中は今季の成績を5勝0敗としている。

 オフシーズンにヤンキースに加入した田中は、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス(Tohoku Rakuten Golden Eagles)に在籍していた2012年8月から続く、先発登板試合無敗記録を41試合に伸ばした。

 田中は初回、ブルワーズの先頭打者カルロス・ゴメス(Carlos Gomez)に四球を与えると、ゴメスは二塁への盗塁を決め、犠打で三塁に進んだ。

 しかし、田中はゴメス以降に対戦した16人の打者のうち14人を打ち取り、ブルワーズ打線を無得点に抑えた。

 ブルワーズ打線は6回にようやく田中を攻略し、ゴメスとスクーター・ジェネット(Scooter Gennett)の連続二塁打、ジョナサン・ルクロイ(Jonathan Lucroy)の適時打で2点を返すと、7回にはジーン・セグラ(Jean Segura)とローガン・シェーファー(Logan Schafer)が連続単打を放ち、田中を降板させた。

 田中はまた、この試合でメジャー初打席に立ったが、3打席連続三振に終わっている。(c)AFP