【4月11日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、9日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)準々決勝第2戦で、大会制覇4度を誇るFCバルセロナ(FC Barcelona)に1-0で勝利し、2試合合計スコア2-1で40年ぶりに準決勝進出を決めた。

 ここでは、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督が率いるアトレティコが、いかにしてバルセロナを上回ったかを振り返る。

■強固な守備

 2年半前にシメオネ監督が就任して以降、復活を遂げたアトレティコだが、その基盤となっているのが組織力と守備でのまとまりだ。

 今季、4シーズンぶりにチャンピオンズリーグの舞台へ戻ったアトレティコは、ここまでの10試合でわずかに5失点しか喫しておらず、それ以上に見事な点として、バルセロナに対しては今季5度の対戦でわずか2失点にとどめている。

■存在感を失ったメッシ

 アトレティコ守備陣の仕事で鍵となっているのは、世界最優秀選手に4度輝いているリオネル・メッシ(Lionel Messi)を試合から締め出し続けたことだ。

 2013年5月まで、メッシはアトレティコと対戦した15試合で20得点を挙げていた。しかし、それ以降の両チームの対戦でメッシは、6試合で一度もゴールを挙げることができていない。

 実際、アトレティコのメッシ封じが以前から機能しているため、FCバルセロナのヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、敵地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で行われた今回の試合では、本人が好む中央の偽9番のポジションではなく、よりスペースのある右サイドでメッシを起用したが、この試みは失敗に終わった。