【4月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)でベスト4入りを果たしたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)だが、クラブのエンリケ・セレソ(Enrique Cerezo)会長は、準決勝でチェルシー(Chelsea)と当たった場合、守護神のティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)の出場は難しいと認めている。

 アトレティコは9日、ベルギー代表のクルトワの貢献もあって、本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)でFCバルセロナ(FC Barcelona)を相手に1-0で勝利し、2試合合計スコア2-1で準決勝に進出した。

 準決勝にはアトレティコとレアル・マドリード(Real Madrid)というスペインの首都を本拠地とする2クラブと、前回王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、そしてイングランド・プレミアリーグのチェルシーが勝ち残り、11日に組み合わせ抽選が行われるが、アトレティコは、チェルシーとの対戦は避けたいと願っている。

 クルトワは現在、チェルシーから期限付き移籍でアトレティコに加入している。その点について、スペインのラジオ局オンダ・セロ(Onda Cero)の番組で質問されたセレソ会長は、「クルトワはチェルシーの保有選手だ。もう1年われわれの元に残ってくれるよう、本人との合意に向けて話を進めているところだ」と語った。

「問題は、チェルシーと対戦することになった場合、おそらく彼を出場させられないことだ」

 期限付き移籍の契約書にそう記載されているのかと問われると、セレソ会長は「そう、もちろんだ。出場させるとなると、多額のお金を払わなくてはならない」と答えた。

 マドリードのスポーツ紙「アス(AS)」によれば、クルトワをチェルシー戦でプレーさせるには、アトレティコは1試合につき300万ユーロ(約4億2000万円)を支払う必要があるとしている。準決勝はホーム・アンド・アウェー方式のため、2試合とも出場させれば金額は倍になる。

 セレソ会長はそのほかに、決勝でバイエルンと対戦するのが夢だと語った。アトレティコが過去に決勝まで勝ち進んだのは1974年大会だけとなっており、その時はブリュッセル(Brussels)でバイエルンに優勝を阻まれた。

 アトレティコはその試合で、延長終了間際にハンス・ゲオルク・シュヴァルツェンベック(Hans-Georg Schwarzenbeck)に同点ゴールを許すと、2日後に同じ会場で行われた再試合で4-0の敗戦を喫している。(c)AFP