未来のスターを育成するジャイルジーニョ氏、1970年W杯優勝メンバー
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【4月24日 AFP】今から44年前、ブラジルが優勝した1970年サッカーW杯メキシコ大会で、ジャイルジーニョ(Jair Ventura Filho aka Jairzinho)氏はスター選手の一人として歴史に名を刻んだ。
「ハリケーン」の異名で知られたジャイルジーニョ氏は、メキシコ大会で出場した試合すべてでゴールを決めた唯一の選手となり、6試合で合計7得点を挙げる活躍をみせ、ブラジル代表の優勝に貢献した。
しかし、母国が1950年大会以来のW杯開催国として準備を進めるなか、現在69歳のジャイルジーニョ氏は、2014年のブラジル代表チームにスター選手が欠けていることを残念に思っている。
ジャイルジーニョ氏は、AFPの独占取材に対し、「現在のブラジルサッカー界には、スター選手が欠けていると言わざるをえない」と語った。
「1970年大会では、われわれには事実上11人のスター選手がピッチに立っていた。われわれは世界で唯一、『背番号10』の選手が5人一緒にプレーするチームだった。しかし、より攻撃的だった当時と比べて、サッカーの意識は変化した」
しかしながら、もしジャイルジーニョ氏が指導すれば、これからの数年でそれは変わるかもしれない。
元ブラジル代表のジャイルジーニョ氏は3年前、リオ(Rio)北部の「ガザ(Gaza)地区」として知られる貧民街に、「ハリケーン」という名の選手養成所を立ち上げた。
ジャイルジーニョ氏は週に2度、ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム(The Beautiful Game)』のように、貧困から脱却してキャリアを築くことを夢みる若者たちを指導している。