【3月15日 AFP】14F1開幕戦、オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2014)は15日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がポールポジションを獲得した。

 ハミルトンは雨が降るなかで行われた予選の最後のアタックで、レッドブル(Red Bull)加入1年目のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)からトップの座を奪取した。

 3番手にはハミルトンの同僚ニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が入り、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)が4番手、フェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が5番手と続いた。

 その一方で、総合5連覇とGPレース10連勝を目指しているレッドブルのセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)は、Q3に進出することすらできず、まさかの予選13番手に終わっている。

 Q2でフェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が壁に衝突したことを受け、予選中にイエローフラッグが出されると、レッドブルのマシンで苦戦していたベッテルはタイムを伸ばすことができなかった。

 ベッテルがQ3まで進めなかったのは2012年のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2012)以来となり、ハミルトンは昨年8月のベルギーGP(Belguim Grand Prix 2013)終了後から続いていたレッドブル勢の連続ポールポジション獲得を8で止めている。

 ケータハム(Caterham F1 Team)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)は予選15番手だった。(c)AFP