■現在もモウリーニョ監督を尊敬するドログバ

 ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の下で再び働く可能性について問われたドログバは、「フランス語には『たくさんのもしもがある。ローマは1日にしてならず』という言葉がある。もしこうなら、ああなら、もしも――。だが私たちはまだそこにたどり着いてはいない」と答えた。

 そしてドログバは、かつてマンチェスター・シティ(Manchester City)を率いたロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督の下で働くことに満足していると強調した。

「2人はまったく別の、異なる個性を持った人物だが、メンタリティーは似ている。2人とも勝って、トロフィーを手に入れたいという意欲がある。どちらも勝者だ」

 その一方でドログバは、現在もモウリーニョ監督を慕う気持ちはなくしていないという。

「ものすごく尊敬している。それだけ大切な誰かが自分を友人としてみてくれるなら、自分がストライカーで相手が『スペシャル・ワン』だということを忘れていられる。男と男の関係だ。友情だよ」

「そういう瞬間は特別だ。とても大切で、かけがえのないものだからね。あの人の助言があったから、俺はチェルシーでプレーするという決断をしたんだ」

「私に対してはいつだってフェアだった。プレーに値する状態の時はプレーさせた。そうでない時は出さなかった。だからこそ、俺はあの人をあれだけ尊敬した」

 今季からチェルシーに復帰したモウリーニョ監督だが、2007年に同監督がスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)を去った当時、ドログバは自分も一緒にクラブを離れることを考えたという。

「そう、考えた。若くて感情的になっている時は短絡的に行動しがちだけど、あとになって考えると、それが正しいことじゃないって結局気づくんだ」

「今の自分であれば別の受け止め方ができると思うが、自分を信じてくれた人がいなくなるのだから、影響はあった。普通のことだ」

(c)AFP