ちぐはぐな前半を過ごしたバイエルンは、グアルディオラ監督が布陣に手を加え、ハーフタイムにボアテングに代えてラフィーニャ(Rafinha)を投入し、ハビ・マルティネス(Javi Martinez)をCBへ、右サイドバックのフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)を中盤へ移すと、これでリズムをつかんだ。

 そしてアーセナルが引いて守る中、フリーでボールを持ったラームがクロースへパスを送ると、ペナルティーエリア手前のスペースからクロースがダイレクトで放ったシュートは、見事な弧を描いてゴールの天井付近に決まった。

 バイエルンはその後、交代出場のミュラーがローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)に倒されたとしてPKをアピールするも認められなかったが、それでもめげずに後半43分、試合を決める得点を決めた。

 ミュラーは、ラームがクロスを送るタイミングを見計らいながら、味方がアーセナル守備陣の中央に空けたスペースに入り込むと、ダイビングヘッドからのシュートでファビアンスキを破った。(c)AFP/Steven GRIFFITHS