【2月15日 AFP】ソチ冬季五輪は14日、フィギュアスケートの男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が合計280.09点を記録し、この種目では日本勢初となる五輪での金メダルをつかんだ。

 今大会の日本チームにとってはこれが金メダル第1号で、19歳の羽生は1948年大会の男子シングルで優勝した米国のディック・バトン(Dick Button)氏に次ぐ最年少のフィギュアスケート金メダリストになった。

 FSでの羽生は2度の転倒などミスが目立ったものの、世界選手権3連覇のパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)を抑えて初のタイトルを獲得した。

 デニス・テン(Denis Ten)は、ショートプログラム(SP)終了後に9位だった順位を押し上げ、カザフスタン勢にとっては史上初となるフィギュアスケートでの銅メダリストになった。