【12月13日 AFP】タイのアヌティン・チャーンウィーラクーン首相は13日、カンボジアに対する軍事作戦を継続していると述べた。数時間前には米国のドナルド・トランプ大統領は、両国が国境地域での戦闘停止に合意したと発表していた。

アヌティン首相はフェイスブックに「タイは、自国の領土と国民への損害や脅威がなくなると感じるまで、軍事行動を続ける」と投稿した。

バンコクの合同プレスセンターは、タイ軍が13日午前5時50分(日本時間同日午前7時50分)に、カンボジア軍の標的に「報復」したことを確認している。

一方でカンボジアは、タイが自国領内への空爆を続けていると発表した。

同国国防省はX(旧ツイッター)に「2025年12月13日、タイ軍はF16戦闘機2機を使用し、複数の標的に7発の爆弾を投下した」と述べ、「タイ軍の航空機はまだ爆撃をやめていない」と付け加えた。(c)AFP