【2月6日 AFP】ソチ冬季五輪のフリースタイルスキー女子モーグルに、同じ笑顔を輝かせるカナダの3姉妹がそろって出場する。

 マキシム・デュフォーラポイント(Maxime Dufour Lapointe)、クロエ・デュフォーラポイント(Chloe Dufour Lapointe)、ジャスティン・デュフォーラポイント(Justine Dufour Lapointe)は、3姉妹としては史上2組目、きょうだいとしては5組目の冬季五輪出場を果たす。

 冬季五輪の歴史をひも解くと、1960年大会ではフランスのルデュック(Leduc)3姉妹が女子回転、1976年大会ではアルゼンチンのジャーマン(Jerman)兄弟がクロスカントリースキーに出場した。

 1980年大会のアイスホッケーでは、チェコスロバキアからスタスニー(Stastny)3兄弟、1988年のボブスレーにはメキシコのタメス(Tames)4兄弟が出場を果たした。

 24歳のマキシム、22歳のクロエ、19歳のジャスティンは、赤と黒のカナダの代表ユニホームに誇らしげな表情で身を包んだ。母親もそのうしろで、「私の3人の娘が夢を実現させていることが、とてもうれしい」とコメントしている。

 クロエは、「州の代表チームにいた12、13歳の頃から五輪に出たいと思っていたの」と語り、5位に入った2010年のバンクーバー冬季五輪に続いて、2度目の冬季五輪に意欲をみせた。