【1月7日 AFP】サッカーイングランド代表のセオ・ウォルコット(Theo Walcott)が全治6か月のけがのため、今年開催されるW杯ブラジル大会(2014 World Cup)への出場が絶望的となったことが明らかになった。同選手がイングランド・プレミアリーグで所属するアーセナル(Arsenal)が6日、発表した。

 ウォルコットは4日にアーセナルが2-0で勝利したFAカップ(FA Cup2013-14)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で左膝の前十字靱帯を断裂させた。

 アーセナルは声明を通してウォルコットが少なくとも6か月の離脱を強いられると説明し、「今季いっぱいは戦列を離れることとなるとともに、夏のW杯への出場もままならなくなった」と述べた。

 ウォルコットはこれまでまだ一度もW杯でプレーしたことがない。

 2006年ドイツ大会では当時のスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)監督によって代表に選出されたものの、ピッチに立つことはなかった。

 次の2010年南アフリカ大会(2010 World Cup)ではファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督に指名されず、代表漏れとなった。