ベンゲル監督、アウェーゴール撤廃を求める
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【12月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)に参戦するアーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が21日、欧州サッカー連盟(Union of European Football Associations、UEFA)に対してアウェーゴールルールの撤廃を求めていたことを明かした。
ベンゲル監督は、最近スイス・ジュネーブ(Geneva)で行われたクラブチームの監督との会合でこの話題を持ち出した。
アーセナルは、昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回戦で最終的に王者となったバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を敵地で2-0で破ったが、ホームでの第1戦で1-3と敗れていたため合計スコア3-3で敗退を喫していた。
アーセナルとバイエルンは今季も決勝トーナメント1回戦で対戦することが決まっている。
ベンゲル監督は「昨シーズン、アウェーゴール差で敗れた後、UEFAにアウェーゴールを失効させるよう求めた」と語った。
「われわれはここ(本拠地)で1-3と敗れ、敵地で2-0の勝利を挙げた。アウェーゴールの負担は重すぎて、大きすぎる。そして、もはや正当化できない」
「私の疑問に人々は驚いていたが、それが現代サッカーの問題だと思う」
「なぜ彼ら(UEFA)がアウェーゴールを取り入れたか?それはテレビ放送がなかったからだ」
「しかしながら、現代のサッカーでは全てがテレビ中継され分析されている。もうそこに大きな差ははない」
「時に、逆効果でホームチームが点を奪われないプレーをすることがあると思う。今ではホームチームの監督が真っ先に言うのは『失点しないようにしよう』ということだ」
(c)AFP