【3月23日 AFP】22日に行われた、13-14イングランド・プレミアリーグ第31節のチェルシー(Chelsea)対アーセナル(Arsenal)戦で、間違えて別の選手を退場処分としたアンドレ・マリナー(Andre Marriner)主審が、アーセナルに対し「失意の念を表した」。

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督のアーセナルでの通算1000試合目となった一戦は、2-0でチェルシーがリードして迎えた前半15分、チェルシーのエデン・アザール(Eden Hazard)のシュートをアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)が手で防いだ。

 PKの判定を下したマリナー主審だったが、レッドカードをチェンバレンにではなく、近くにいた無実のチームメートのキーラン・ギブス(Kieran Gibbs)に提示した。

 テレビの映像ではチェンバレンが、「審判、あれは僕だ」と声をかけているように見られたが、マリナー主審は判断を翻さず、ギブスがピッチを後にした。