【3月24日 AFP】世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に輝いたレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、FCバルセロナ(FC Barcelona)との「クラシコ(el clasico)」を担当したアルベルト・ウンディアーノ・マジェンコ(Alberto Undiano Mallenco)主審を批判した。

 23日に行われたスペイン1部リーグ第29節の試合で、バルセロナに3-4で敗れたレアルは、公式戦32試合ぶりに黒星を喫した。

 後半10分にロナウドが挙げた得点をはじめ、マジェンコ主審はこの試合で合計3つのPKを与えている。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が倒されたPKは、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が決定的な得点機を妨害したと判断されてレッドカードで退場処分になり、後半38分にシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)がアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)をエリア内で倒したPKは、この試合の決勝点となった。

 FCバルセロナに与えられた2つのPKは、すべてリオネル・メッシ(Lionel Messi)が決めており、メッシはこの試合でハットトリックを達成した。

 ロナウドは、「この1試合でたくさんの間違いが起きた。レアルとバルセロナが対戦する試合は、高いレベルの審判が担当すべきだ」と語った。

「彼は神経質な状態になっていて、正しい判断を下すことはできなかった。試合はピッチ上で勝つだけではなく、外部からの助けも影響を受ける」

「自分のPKはエリアの外だったかもしれないが、それ以外にもたくさんの間違いがあった。僕らが勝つことを望んでいない人がたくさんいれば難しい」