――けがによって消滅した最後のW杯出場

 2010年3月、ベッカムは所属していたイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)での試合中に左アキレス腱を断裂し、自身4度目となるW杯出場の夢が絶たれた。

 皮肉なことに、ベッカムがミランへ期限付き移籍した目的は、当時イングランド代表で指揮を執っていたカペッロ監督に対し、ギャラクシー移籍後もトップレベルを保っていることを証明するためだった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS