【6月21日 AFP】イラン学生通信(ISNA)によると、イラン当局は20日、同国のイスラム教スンニ派(Sunni)武装組織「ジュンダラ(Jundallah)」のアブドルマリク・リギ(Abdolmalek Rigi)指導者の死刑をテヘラン(Tehran)のエビン(Evin)刑務所で執行した。ジュンダラは同国の精鋭部隊、革命防衛隊(Revolutionary Guards)などの治安部隊をターゲットにした自爆攻撃に関与したと指摘されていた。

 リギ指導者は2月、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ(Dubai)からキルギスに向かう航空機に搭乗していたところ、イランの戦闘機によって同国に強制着陸されられ、身柄を拘束された。その後、武装強盗、暗殺未遂、軍・警察・一般市民に対する攻撃、殺人の罪で死刑判決を受けた。

 判決文は、ジュンダラは2003年以降、治安部隊154人のほか一般市民を殺害し、320人を負傷させたと断定。また、「北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty OrganisationNATO)要員を装った米国やシオニスト政権(イスラエル)の情報機関員など、海外の情報機関関係者」とつながりがあったと指摘した。

 イラク政府は長年、ジュンダラが同政府の不安定化を狙い、英米やパキスタンの情報機関から援助を受けていると主張してきたが、米政府はこれを否定している。(c)AFP/Siavosh Ghazi