【8月31日 MODE PRESS WATCH】 「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」は、新アーティスティックディレクターのオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)によるファーストコレクション「コレクション パピエ(COLLECTION PAPIERS)」を発表した。

 オリヴィエが初めて、仏・リモージュの工場を訪れた時に目に留まった、クラフトペーパー、インクの吸引紙、古い製本紙からインスパイアされた「コレクション パピエ」は、数あるシューズの中から、アイコンモデルとして世界中から愛され続ける「180 シグニチャーローファー」と、靴紐を覆うキルトが特徴的な「641 ゴルフ」の2型に、ペーパーに付着したインクのシミや色褪せた様子をシューズの一部にプリント。

 クラフトペーパーに惹かれた理由をオリヴィエは、次のようにコメントした。

「私はコレクションを通し、ブランドの歴史を表現したいと思っていました。そこで、ジェイエムウエストンの歴史が詰まった工場で見つけた、色褪せたペーパーや、アーカイブに奇跡的に保管されていた何の変哲もないペーパーに付着したしみをデザインに取り入れました」

 ペーパープリントが施されたカーフレザーは、履く人の足に繊細に寄り添う。歴史を感じるプリントでブランドに敬意を払い、靴と履く人の物語をつなぐ「コレクション パピエ」は、9月上旬より展開。

■関連情報
・ジェイエム ウエストン 公式HP:http://www.jmweston.fr/jp/
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