【10月29日 Relaxnews】米コンサルティング会社「レピュテーション・インスティテュート(Reputation Institute)」が22日に発表した、世界で最も評判の良い都市ランキング「City RepTrak」の2015年度版でオーストラリアのシドニー(Sydney)が1位、メルボルン(Melbourne)が2位に選ばれ、豪都市がトップを独占した。

 毎年同社が実施する同ランキングで、同じ国の都市が1位と2位を占めるのは初めて。オーストラリアの都市は直近の6年間で常にトップ5位以内にランクインしており、今回トップを占めたことも不思議ではない。

 「City RepTrak 」では今年2月から3月にかけて、世界の101都市について経済、行政、インフラ、社会政策、ビジネス環境、美観などの印象に関する調査をネット上で実施。主要8か国(G8)の約1万9000人から回答を得た。

 その結果、シドニーとメルボルンの両都市は、全ての項目で高評価を獲得するとともに、世界で最も住みやすい都市としても評価された。

 北米から10位以内にランクインした都市は、こちらもランキングの常連、カナダ・バンクーバー(Vancouver)で、5位に食い込んだ。米国の都市で最も上位にランクインしたのはサンフランシスコ(San Francisco)で、24位だった。

 全体では、トップ20位内に昨年の調査で1位だったオーストリアのウィーン(Vienna)をはじめ欧州から15都市がランクインする結果となった。

 2015年度版「City RepTrak」の上位10都市は以下の通り:

1位 シドニー、オーストラリア
2位 メルボルン、オーストラリア
3位 ストックホルム(Stockholm)、スウェーデン
4位 ウィーン、オーストリア
5位 バンクーバー、カナダ
6位 バルセロナ(Barcelona)、スペイン
7位 エディンバラ(Edinburgh)、英国
8位 ジュネーブ(Geneva)、スイス
9位 コペンハーゲン(Copenhagen)、デンマーク
10位 ベネチア(Venice)、イタリア

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