【12月7日 CGTN Japanese】12月4日、中国北東部の黒龍江省ハルビン市道里区音楽公園内に雪が飛び散り、6年連続で爆発的な人気を博した巨大雪だるまの制作が人工造雪により始まりました。今年もトレードマークの赤い帽子、赤いマフラー、赤いハートのボタンなど、かわいらしい定番のイメージで復帰します。
 
 今年の巨大雪だるまは身長19メートル、奥行き14メートル、幅11メートルで、例年より1メートル高くなり、雪の使用量は1200立方メートル増加し、3000立方メートルを超え、過去最多となり、雪だるまの体形をより丸みを帯びてふっくらと見せています。

 
施工側の責任者によると、この巨大雪だるまの制作は伝統的な意味での雪だるま作りではなく、外観の美と持続度を維持するために、人工雪を使用して形状を整えており、粘度も白色度も天然雪より高いということです。今回の人工造雪は松花江の原水を使用しており、水質をより純粋にするため、今冬には新たにろ過池が追加され、雪をより白くするだけでなく、雪だるまの保存期間を延ばすことができます。
 
現在、現場では2台の造雪機が24時間連続で造雪をおこなっています。2日後に運搬する雪の必要量に達すると、造雪をしながら雪の積み上げを開始します。工事期間は15日間で、巨大雪だるまは完璧で純白のイメージで国内外の観光客を迎えます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News