小鵬とファーウェイ 共同開発した次世代レンジエクステンダー発電機を発表
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【12月5日 CGTN Japanese】中国の電気自動車(EV)メーカー小鵬汽車(シャオペン)と情報通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は12月2日、ファーウェイ松山湖パークで、次世代レンジエクステンダー発電機(走行距離を伸ばす小型エンジンユニット)のメディア向け技術説明会を共同開催しました。説明会で両社は、小鵬X9スーパーレンジエクステンダーにファーウェイDriveONEフルスタック・高集積・高圧油冷発電機を世界で初めて搭載することを発表しました。
小鵬の高圧電動プラットフォーム向けにカスタマイズされた動力システムは、業界をリードする出力密度を実現しただけでなく、包括的な適応性を持つ高性能により、小鵬X9スーパーレンジエクステンダーの中核を支える技術となっています。
ファーウェイDriveONEフルスタック高集積高圧油冷発電機は、「強さ」と「静かさ」の二つの特徴を備え、小鵬X9スーパーレンジエクステンダーにより安定した効率と静かで違和感のない体験を提供します。
「強さ」というのは、高出力密度、超強力な発電能力、充電切れ時の動力維持能力、電力保持能力にあります。持続発電出力密度は1.88kW/kgを実現し、業界トップ水準と比較して40%以上も上回っています。1.5T高効率レンジエクステンダーと組み合わせることで、85kWの最大発電出力をもたらし、高速走行や登坂などの高負荷シーンでも十分な電力供給を確保します。さらに、小鵬とファーウェイが共同開発したアクティブシリンダー休止技術により、エンジン始動・停止時の騒音と振動が60%以上低減されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News