【10月19日 東方新報】中国自動車工業協会が4日に発表したデータによると、9月の自動車生産台数は327万6000台、販売台数は322万6000台となり、前月比ではそれぞれ16.4%と12.9%の増加、前年同月比では17.1%と14.9%の増加となった。同月として生産・販売台数が初めて300万台を突破し、前年同月比の増加率が5か月連続で10%以上を維持している。

1〜9月の累計では、生産が2433万3000台、販売が2436万3000台に達し、前年同期比でそれぞれ13.3%と12.9%増となった。1〜8月と比べると、増加率はそれぞれ0.6ポイント、0.3ポイント上昇した。

中国自動車工業協会の分析によると、最近では「旧車買い替え支援政策」が引き続き効果を上げ、一時停止していた一部地域でも再開が進んでいる。また、自動車業界の過当競争是正に向けた取り組みが成果を見せ、地方のモーターショーも活況を呈している。さらに、自動車メーカー各社が新型車を相次いで投入したことで、市場全体は好調を維持。生産・販売の前年同月比伸び率は5か月連続で10%を超え、新たな成長エネルギーが加速し、海外市場でも底堅さを見せている。

現在、中国の自動車産業は「量の拡大」から「質の強化」へと転換する重要な段階にある。業界の課題を克服するためには、自動車メーカーの主体的な取り組みとリーダーシップが不可欠であり、高く評価されるべきだ。生産・販売の連続的な最高記録更新は、市場規模の大きさを示すだけでなく、電動化やスマート化への移行によって中国の自動車産業が獲得した競争力を明確に示している。(c)東方新報/AFPBB News