世界ロボット大会が北京で開催 多数の新製品が初公開
このニュースをシェア
【8月16日 CGTN Japanese】2025世界ロボット大会が8月8日に北京で開幕しました。ロボット業界の発展の新たなトレンドを示す多くの新製品が初披露されています。
北京人型ロボットセンターが出展した人型ロボットは、現実の物理世界をリアルタイムでモデリングし、リモコンを使わずに自律的な障害物回避・制御することが可能です。また、頭部にレーダーと6台のカメラを搭載して周囲環境を認識・把握するほか、強力な演算能力により、情報を即時処理することができます。高度なモデルアルゴリズムも活用されています。
世界ロボット大会では、人型ロボットの機能が急速な進化を見せています。本体機能だけではなく、頭脳や精密作業を行う「手」の機能も大幅に向上しています。また、身長約170センチ、体重65キロの人型ロボットによる360度ジャンプも披露されています。
これについて出展企業の席悦氏は、「ハード面では、関節モジュール内のモーター機能の向上がある一方、操作面では、自社開発の大規模モデルによって姿勢、触覚、視覚、聴覚といった入力情報が絶えず最適化されている」と説明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News