中国国連次席大使 平和利用の権利確保を強調
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【8月12日 CGTN Japanese】国連安全保障理事会は8月6日、大量破壊兵器の拡散防止を担当する1540委員会の活動を審議する公開会合を開きました。中国の耿爽国連次席大使は、「国際社会は拡散防止目標を実現すると同時に、科学技術の平和利用の権利を守るべきだ」と述べました。
耿次席大使は、「科学技術の発展の恩恵を享受することは、各国の合法的な権利だ。国際社会は発展途上国の平和利用に対する制限を撤廃し、平和利用の国際協力の促進に力を入れる必要がある」と強調しました。
さらに、「拡散防止はグローバルセキュリティガバナンスの議題であり、多国間主義に基づくグローバルソリューションと国際社会の広範な参加が求められる。国際社会は協力的で持続可能な安全観を堅持して、地域的・国際的安全保障環境を整備し、安全保障問題に関する各国の合理的な懸念事項に配慮し、拡散の要因を排除して、共同の安全保障を実現させるべきだ」と中国の立場を示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News