広西で青少年AI・ロボット競技大会開幕
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【9月11日 東方新報】第22回広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)青少年AI・ロボット競技大会および東南アジア諸国連合(ASEAN)青少年向け招待大会が7月29日、広西チワン族自治区の貴港市(Guigang)で開幕した。インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ブルネイの5か国に加え、中国国内の広西、河北省(Hebei)、吉林省(Jilin)、江蘇省(Jiangsu)、湖南省(Hunan)、重慶市(Chongqing)、四川省(Sichuan)、貴州省(Guizhou)、雲南省(Yunnan)の9地域から集まった計1050チーム、約6000人の青少年や指導者、見学者が集い、技術力と創造力を競い合った。
会場では、参加者たちが実践的な操作やチーム連携を通じて、ロボットの制御能力やエンジニアリングの工夫を披露し、交流を深めた。競技には、ロボットプログラミングやAIを活用した設計・実践など、先端分野を反映した6部門が設けられている。具体的には、AI+イノベーションチャレンジ、AI輸送チャレンジ、スーパートラック競技、基本技能競技、AI創意コンテスト、3Dプリントペン工学チャレンジなどがあり、うち後者2つはASEAN諸国の青少年も対象とした国際招待競技として位置付けられている。
また、期間中には「2025年AIサイエンスフェスティバル」も開催され、大学や企業、研究機関がプログラミングドローン、競技用ロボット、スマート実験装置などを展示。来場者は、AI技術がもたらす最新の変革を体験できる。展示エリアは競技デモ、人とロボットのインタラクション、応用シーン紹介などに分かれ、多角的にAI技術の魅力を伝えている。(c)東方新報/AFPBB News