中国の海南省全域での「封関運営」が12月18日に始動
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【7月25日 CGTN Japanese】中国の海南自由貿易港では、貨物の移出入をすべて輸出入とみなして、税関が監督管理する「封関運営」が今年12月18日から始まります。国家発展改革委員会の王昌林副主任が7月23日、国務院報道弁公室の記者会見で明らかにしました。
現段階での「封関運営」は具体的には、「より一層優遇された『ゼロ関税』政策の実施」(輸入『ゼロ関税』対象品目の割合を21%から74%に拡大)、「より一層緩和された貿易管理措置の実施」「より一層利便性の高い通行措置の実施」「より一層効率的で精密な監督管理モデルの実施」の4点に集約されるとのことです。
「封関運営」とは税関用語で、海南省全域を「国境内にありながら、関税は対象外」のエリアとし、入境貨物を通関完了していない「保税貨物」として扱い、海南省と中国本土との貨物の移出入を「輸出入」とみなし税関が管理することをいいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News