中国、240時間過境免許政策を55か国に拡大
発信地:東京
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【6月16日 東方新報】国家移民管理局の公式微信(ウィーチャット、WeChat)によると、国家移民管理局は6月12日に、インドネシア市民が2025年6月12日から最大240時間(10日間)のビザなし通過政策を利用できるようになると発表した。この変更により、中国のこのビザなし通過政策が適用される国は55か国に増加した。
現在、インドネシア、ロシア、イギリスなどの55か国の市民は、有効な国際旅行証明書と、確認済みの日付と座席が記載された連絡便航空券を所持していれば、中国を経由して第三国や地域へ向かうことができる。北京市、上海市など24の省(区、市)にある60の出入国管理が開放された口岸(出入口)を通じて、ビザなしで入国でき、指定された地域で最大10日間滞在することが許可されている。この期間、観光、ビジネス、訪問、親族訪問などの活動が可能だが、仕事、学習、報道などの活動には事前にビザを取得する必要がある。
国家移民管理局の関係者によると、インドネシアをこのビザなし通過政策の対象国に追加することは、中央政府の周辺外交方針に基づき、東南アジア諸国との交流と協力を強化するための重要な措置であり、これにより中インドネシア間の協力関係がさらに深まり、貿易や投資の利便性が高まり、文化的な相互理解が進むことが期待される。今後、国家移民管理局は移民管理制度のさらなる開放を進め、外国人が中国に旅行し、生活する際の利便性を向上させるため、より良い管理サービスを提供し、外国の友人を中国に迎えることを目指すとしている。(c)東方新報/AFPBB News