【6月5日 CGTN Japanese】米ロサンゼルス市で現地時間2日、2025年中国-カリフォルニア州経済貿易フォーラムが開催されました。同フォーラムはテーマが「相互信頼と協力の増進」で、中米両国の商工界の代表が経済貿易投資分野の新たなチャンスを模索し、実務的協力を推進することについて話し合う機会になりました。

 同フォーラムでは、カリフォルニア州交通局のオミシャキン局長が中国中央テレビ局(CCTV)の取材に応じて、「中国と共同で『グリーンな海運回廊』を構築することには大きな意義がある。米西海岸で最も忙しい港であるロサンゼルス港とロングビーチ港と、世界で最も忙しい港の上海港との間では大量の貨物が輸送されており、気候問題で緊密に協力することが非常に重要だ。中国とカリフォルニア州との間の環境により優しくてクリーンな貨物輸送を確保するために努力する」と述べました。

 上海港はすでにロサンゼルス港、ロングビーチ港と「グリーン海運回廊」の共同構築を始めており、今年からは海運会社がこの海運回廊にライフサイクルでの低炭素またはゼロ炭素排出能力を備えた船舶を投入する計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News