【4月24日 AFP】自転車ロードレースのワンデークラシック、フレッシュ・ワロンヌは23日、ベルギーのシネイ～ユイ間の205.2キロで行われ、UAEチームエミレーツXRGのタデイ・ポガチャル（スロベニア）が優勝を飾った。

冷たい雨の中、11か所の登り坂を越える過酷なレースで、ポガチャルは最後の一番急な坂を駆け上がり、アルケア・B&Bホテルズのケビン・ボークラン（フランス）を2位、Q36.5プロサイクリングチームのトム・ピッドコック（英国）を3位に抑えた。

6日に行われたツール・デ・フランドルに続く勝利を挙げたポガチャルは、「本当に素晴らしい気分。天気はあまり良くなかったが、再び勝つことがすべて。きょうはチームとしてうまく働いた」と述べ、27日に控えるリエージュ～バストーニュ～リエージュでも同じようにやりたいと続けた。

一方、けがからの負傷戦となった18日のブラバンツ・ペイルで優勝を飾っていたスーダル・クイックステップのレムコ・エベネプール（ベルギー）は、優勝争いの中心にいたものの、ポガチャルが誰も追いつけないスパートを仕掛けた残り200メートルで遅れ、9位に終わった。(c)AFP