【4月24日 AFP】24-25イタリア・セリエAは23日、第33節の試合が行われ、ユベントスは0-1でパルマに敗れ、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権争いから後れを取った。

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の死去に伴い、21日から延期されていた一戦で、ユベントスはイゴル・トゥドール監督の下での初黒星を喫して5位に転落した。20日に首位インテルを破った4位ボローニャとの勝ち点差は1のままとなっている。

この試合のハーフタイムには、ドゥシャン・ブラホビッチが途中交代。太ももの負傷が報じられており、27日のACモンツァ戦は欠場が見込まれている。

一方でパルマは、前半終了間際にマテオ・ペジェグリーノの強烈なヘディングが決まって、残留に向けて貴重な勝利を収めた。ここ5戦連続ドローとしていたものの、約2か月ぶりの勝利を飾り、降格圏とのポイント差を6に広げている。

また、ユベントスの黒星は6位ラツィオにとっては朗報となった。両チーム10人で試合を終えたジェノア戦に2-0で勝利したラツィオは、ユベントスとともに勝ち点59で並んでいる。

フィオレンティーナはカリアリから2-1の逆転勝利を飾り、ユベントス、ラツィオと勝ち点3差、7位ASローマと同1差の8位につけている。(c)AFP