【4月23日 CGTN Japanese】2025北京ハーフマラソンが20日朝、スタートしました。競技の結果、ケニア出身のチャールズ・ムバタ・マタタ選手が男子部門で優勝しました。同じくケニア出身のスージー・チェベット・チェメネク選手が女子部門で1位に輝き、女子大会記録を更新しました。

 今回の大会は「春の都市ハーフマラソンの詩」をテーマに、3月18日にエントリー受け付けを開始した後、多くのランニング愛好家を引き付け、事前エントリー人数は16万9879人に達し、大会史上最高を記録しました。ランナーは世界54カ国・地域から来ており、うち北京市内の応募者が43.4%、北京以外の応募者が56.6%を占めました。

 20日午前7時30分にスタートし、起点は天安門広場、ゴールはオリンピック公園中心区景観大通りで、男子と女子のハーフマラソン種目が設けられ、参加規模は2万人でした。今大会では17.5キロ以降のコースを最適化した結果、コース全体に折り返しがなく、直線距離を増やし、折り返し区間による体力消耗や速度への影響が軽減しました。

 大会組織委員会は今年もエリート選手の招待規模をさらに拡大しました。男子部門は国際・国内エリート選手各8人、女子部門も国際・国内エリート選手各8人を招待し、国内選手には女子大会の記録を樹立した劉敏選手も含まれています。

 試合開始後、マタタ選手は好調な走りを見せ、トップグループに入りました。最終的に1時間0分25秒でフィニッシュラインを突破しましたが、残念ながら59分37秒の大会記録を破ることはできませんでした。

 女子部門では、ケニアから参加した選手らがスタート直後から比較的高いペースを維持しました。競り合いの結果、スージー・チェベット・チェメネク選手が1時間09分07秒で女子大会記録を更新し、優勝しました。前大会記録は、2023年に中国の劉敏選手が1時間11分07秒で樹立したものです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News